Grinder Art(グラインダーアート)とは、ハンドグラインダー(円盤を高速回転させて、金属を切ったり、削ったりする切削工具)を使って描く新しいアート。
最大の特徴は、何といってもホログラムのように乱反射する立体的な模様。
幾重にも重なる数千~数万本にも及ぶ細い線を、金属板に削りながら掘りこむため、
そこに光が当ると、乱反射して独特の輝きを放ちます。
時に水面がゆらぐように優しく、時に燃え上がるように激しく輝く作品たちは、
光の当る角度や明るさ・色、観る人の位置や、周りの色によって、全くことなる表情を
魅せてくれ、観るものを飽きさせません。
【HISTORY】
グラインダーアートの起源については諸説ありますが、1960年代のアメリカで、
カーカスタムの手法として、塗装前の車のボディにグラインダーを用いて模様を描き始めた事が始まりだと言われています。日本でも、車のボディを彩るカスタムペイント手法の一つとして、「グラインダータトゥー」などの呼び名で、愛好家の中で親しまれておりますが、壁に飾るアートパネルとして制作活動を行っているのは、国内ではMAYlYAM Art Craftingだけです。(22年1月現在・個人調べ)